リアクションをコントロールする by エックハルト・トール
スピリチュアルな体験をしてからエックハルト・トールのyoutubeを毎日見ています。
物事に対する自分のリアクション(反応)をコントロールするというのは本当に大変ですよね(*^_^*)
分かっていてもイライラしてしまう...orz
誰でも同じような経験をしていると思います。
今日もエックハルト・トールの動画が見たくなってしまいました...
これもリアクションなのでしょうか...(笑)
今日は「リアクション(反応)」をコントロールする方法について学びました。
リアクションは過去の体験をもとに形成されていると言われています。
なので、リアクションしているときは「今」に意識がないことになります。
「心が今現在にフォーカスしていないとき私たちは不幸な気持ちになる」
とエックハルト・トールは説いてます。
※私が理解した視点からお伝えします※
ある20代くらい?の女性が仕事と子育てに奮闘していて、ストレスや疲れから「今」を受け入れることができず、頭では理解していても、つい起きていることに「反応」してしまう、ということについて悩んでいます。
加えて「状況に反応してしまった自分」を責めて落ち込むという負のループに陥っている様子。
この女性の場合、リアクションした後に「あっ、しまった!」と気づくそうです。
私を含めて多くの方がこのような状態を経験したことがあると思います。
「あんなこと言わなければよかった...」
ほとんどの方がこんな感じのおしゃべりを心の中で展開したことがあると思います。
「目覚め」が進んでいる方はリアクションしている途中で自分が感情的になっていることに気づく場合もあると思います。
相談者の女性はストレスから子供たちを叱ってしまい、叱った自分を責めるという、リアクションの負の連鎖に陥っています。
リアクションしている最中は感情に支配されている状態なので何もできることはないですよ、とエックハルト・トールは言います。
油断することなく「今に在る」ことができれば、リアクションしそうになる自分に気づくことができて、その状況を取り除くのではなく、その状況を「目覚め」の手段として活用できますよ、とエックハルト・トールは提案しています。
そして、「心の声を信じないこと」が大切だそうです。
いや~、かなり高度で私にはハードルが高いなぁ(汗)
でも何事も実際に挑戦してみないと先に進めませんからね...
エックハルト・トールは、日常生活で起こる事象を「目覚め」の手段として活用することを推奨しています。
日常生活が平和だったらもっと簡単に目覚めることができるのになぁと思いますよね。しかし、そのような状態での目覚めは浅いものなのだそうです。一方、辛いと思える状況下での目覚めは深いものなのだそうです。
なるほど... 「目覚め」にはレベルがあるんですね、勉強になります(*^_^*)
感情的になりやすい状況が訪れても「意識的な状態」を保つことができれば、そこには「リアクションする or あるがままにしておく」という選択肢が生まれます。
とエックハルト・トールは言います。
これもかなりハードルが高いなぁ(汗)
瞑想をするときは静かな場所で行いたいと思いますよね。誰にも邪魔をされたくないと思うでしょう。ですが、もし瞑想中に外から道路工事の音が聞こえてきたらどうでしょう。きっと「こんな状況じゃ瞑想できない」と思うことでしょう。
しかし、周囲で起こるすべての事象を目覚めのチャンスと捉えることが真の瞑想です。そして、それらに「身を任せること」です。
「騒音」自体ではなく「騒音に対するあなたのリアクション」がイライラの原因です。
とエックハルト・トールは言います。
「騒音がうるさい」という自分のリアクションが新たなリアクションを生む....orz
そして相談者の女性のような「負の連鎖」につながるというわけですね(汗)
意識することでリアクションは徐々に減っていくそうです。
ポイントはリアクションしたときに「リアクションした」と認識してそれを手放すこと。リアクションした自分を責めないことだそうです。
エックハルト・トールは言います。
あなたが話していることは個人的な事ではないので自分を責める必要はありません。
あなたに起こっていることは「宇宙の目覚め」の過程の一部なのです。
宇宙は「人間」を通じて目覚めようとしています。
もしあなたの話が宇宙の目覚めに関係ないとしたら、あなたはこのような質問することはないでしょう。
そして、あなたは感情的な言動を繰り返しながら「無意識状態」で生きていくでしょう。あなたのお子さんがその「無意識状態」を引き継ぎ、そして、お子さんのお子さんが同じように「無意識状態」を引き継いでいくことになるでしょう。
自分が無意識状態であることに気づくことはありません。
「無意識状態」は世代から世代へ引き継がれていきます。
そしてある日突然、「目覚め」の準備ができている人が誕生します。
なので、自分を責める必要も怒りを感じる必要もありません。
自分が感情的な状態であることに気づくということは「目覚め」が起こっているという証拠です。「目覚め」が起こっていなければ気づきは起こりません。
怒りを挑発する出来事が起こりそうになったら意識的に注意深くなってください。
そうすることで怒りを防げる場合もあります。
もし怒ってしまっても、「私は感情的になってしまったけれど、感情的になった自分に気づいた」と認めることで「今」に在ることができます。
時間はかかりますが、「反応の仕方」を変えることは可能です。
なるほど~、「反応の仕方」というのは習慣だから時間をかければ変えることができるということですね(*^_^*)
感情的になりやすい事象は人によって様々ですよね。
意識の目覚めがかなり進んでいる人でも特定の領域において感情に支配されることがあるそうです。
これは私の体験したことですが、お金の話になると急に人が変わったように冷酷になったり、恋愛の話になると途端にネガティブなモードに突入したりする人に遭遇したことがあります。もちろん、私自身もこのような経験をたくさんしています。人よりかもしれません(笑)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
trip on つまずく
struggle with 闘う、奮闘する
provoke 挑発する
provoke (someone) into (something) ~を刺激して~させる
reassert 再び主張する
prevalent 〈慣習・病気などが〉(場所・時期に)広く行き渡った,流行した
monastery 修道院