愛の種類 by エックハルト・トール
エックハルト・トールはドイツ生まれでカナダ在住のスピリチュアル・マスターです。
彼は29歳の時、長期間に渡り自殺を考えるほどの鬱に悩まされていました。
しかしその後「内なる変革」を通して人生を変えるような至福を経験しました。
彼は特定の宗教あるいは伝統的な教義に属さない現代のスピリチュアルな指導者で、著書やセミナーを通じて苦しみから脱する方法について語っています。
今回は「愛の種類」についてエックハルト・トールが話している動画を観ました(*^_^*)
いろいろなレベルの愛が存在していますよね。
恐らくこの記事をお読みのあなたは「スピリチュアルな愛」に関心があるのではないでしょうか?もしそうであれば心に響くものがあるかもしれません!
動画の要約&動画から学んだこと
この動画ではエックハルト・トールが3種類の愛について話しています。
1つ目は恋愛、2つ目は親子愛、3つ目はスピリチュアルな愛。
恋愛はどちらか一方が要求や条件を満たせなくなると関係が破綻する場合が多いですよね。「好き」と「嫌い」が常に背中合わせの状態です。
親子愛は親と子が「強い感情の絆」で結ばれている状態。
時に自分を見失うような感覚に陥るかもしれません。
スピリチュアルな愛は「強い感情の絆」と「ワンネスの意識」で構成されていて、人類はこのスピリチュルな愛の実現に向けて歩んでいるのだそう。
意識は一人一人が個別に持っているものではなく「一つの意識」を皆で共有しているのだそうです!驚きですよね(*^_^*)
ということは、すべてが「意識」でつながっているということになります。
それが「ワンネス(全ては一つ)」。
「ワンネスの意識」を確立することが「スピリチュアルな愛」を実現するカギ!
ちなみに、スピリチュアルな愛を実現するのに「自分を愛すること」は必須条件ではないそうです。意外ですよね!
もちろん、自分のことは好きな方がいいに決まってます(*^_^*)
でもアファメーションなどで思考をポジティブに変化させるという手法は不自然なのかもしれませんね。
例えば「私は自分を愛しています」というアファメーションがあったとします。
ここには「自分を愛する私」と「自分から愛される私」という二人の「私」が登場して分離が生じています。
このような分離は「目覚めのプロセス」が始まると徐々に衰退していくそうですが、「
私」を複数生み出すのでアファメーションには少し注意が必要かもしれません。
私はエックハルト・トールの本を読み終えた直後から頭の中の思考に気づくようになりました。感情を客観的に捉えるようになり、少しずつ分離が少なくなっているのを感じています。これが二元性を超えるプロセスなのでしょうか!
「スピチュアルな愛は自分の本質を知り、相手の中にもその本質があることを認識することで生まれる...」
「違い」ではなく「共通点」に気づくこと!
そして、頭の中の思考に気づくこと!
頭の中で展開されている「空想の物語」に気づくこと!
ワンネスの「意識」を通して相手と接することで固定観念というフィルターを外すことができるんですね(*^_^*)
スピリチュアルな愛は相手を特定しません。
特定の相手を好きになるという現象は感情レベルで起こっています。
でも感情だけで繋がっている関係は遅かれ早かれ破綻するでしょう。
でも「感情がいけないわけではない」とエックハルト・トールは言います。
大切なのは「感情」より深いレベルの「ワンネス(全ては一つ」という互いの本質を認識すること!
「感情」の奥に横たわってる互いを結ぶ「ワンネス」という本質を意識することで感情に溺れることのない客観的な視点を保つことができるんですね(*^_^*)
「感情」に振り回されなくなると「感情」をキープしながらもっと広い範囲をカバーする「スピリチュアルな愛」に辿り着くのだそう!
それは「今この瞬間に生きる!」を実践することでもたらされる恩恵!
今日も「今ここ」を意識して過ごしていきたいと思います(*^_^*)