たらこな日々

Being in the "Now"

キャロライン・ミス&オプラ・ウィンフリー 

オプラ・ウィンフリーアメリカで人気のあるテレビ司会者です。彼女は慈善活動にも熱心でスピリチュアルに精通しています。

キャロライン・ミスは人間の意識研究やエネルギー療法、直観的医学療法を実践しているアメリカ人です。

この二人が "Supersoul Sunday" というオプラの番組で対談しました!

私はオプラ・ウィンフリーの大ファンなので彼女の動画をたくさん観ています:)

なるほど、そういうことなのか!と納得する部分があったのでシェアします。

すべてを紹介するのは大変なので興味があれば動画をご覧ください!

www.youtube.com

※私が理解した視点からお伝えします。

 

キャロライン:

私たち一人一人は生きている目的を持って生まれてきています。

「聖なる契約書」を携えて。

 

オプラ:

そうであればなぜ多くの人が混乱しているのでしょう?

 

キャロライン:

それは契約の内容が文字で書かれたものではないからです。魂は契約の内容を認識しています。「私にはやるべきことがある」と感じる時、その認識は魂からやってきています。契約内容は「偶然の一致」や「シンクロニシティ」や「逃れることができない義務」という形で示されます。

 

オプラ:

私たちは自分がここにいる理由についてどうしてこんなに混乱してしまうのでしょうか。

 

キャロライン:

自分のものではない人生や夢を追いかけたりすると苦しみが生まれます。

私たちの社会では自分のものではないものを欲しがるように教えられています。

それが苦しみの原因です。

 

オプラ:

では、自分に合った人生や道を知るにはどうすればよいのでしょうか?

 

キャロライン:

それを知ることは難しいことではありません。最初に申しあげておきますが、あなたが人生の目的を失うことはありません。

自分の人生について何の判断もせず、何の期待もせず、明日何が起こるかを知ることを断念してください。100%今に在ること、そして、今あなたの人生にあるすべてのものに感謝してください。

 

オプラ:

でも、お金がなくて支払いができなかったり、仕事を失ったりするとそれは難しいですよね?それが多くの人に起こっている現実です。

 

キャロライン:

おっしゃる通りです。しかし、それでも私は100%今に在ることを勧めます。

なぜなら、そのような状況はあなたのものでないことにフォーカスした結果として起こるからです。本来あなたのものではない状況、人間関係、経験、感情が原因です。

自分のものでない物事を引き寄せるのは今に在ることを忘れたときです。

 

多くの人が、病気や貧困や大災害などが起こると「こんなことが自分に起こるなんて信じられない」と言いますが、では一体、誰に起こると思っていたんでしょう。

このような感情が「私は間違った道を歩んでいるに違いない」と思わせるのです。

しかし、道を間違うことはありません。

神はあなたが望むものを与えないことで、あなたを最悪の事態から守り、あなたに最高のものを与えようとしています。

 

オプラ:

しかし、神は常に公平で公正なのでしょうか?

 

キャロライン:

地球での生活は私たちが望むような公平なものではありません。

この世界は1つの原因が1つの結果を生み出すというシンプルな構造にはなっていません。私たちは呼吸をするたびに100万の原因と数百万の結果を生み出しています。

感情が選択し、心が選択し、心臓が選択し、無意識が選択し... 1つの選択に対して、実際には30の選択をしています。つまり、私たちは一瞬にして5億もの選択をしていることになります。

 

オプラ:

どうすれば自分が正しい道を歩んでいるかどうかわかるのでしょうか?

 

キャロライン:

自分を裏切るような状況に自分を置かないとき、自分に誠実であるとき、無理せず自分らしくあるときあなたは正しい道を歩んでいるでしょう。

 

オプラ:

自分を裏切ることと、妥協することの違いは何ですか?

妥協することは円滑な人間関係を保つのに重要だと思います。

 

キャロライン:

妥協とは快く喜んで愛をもってすることです。

しかし、あなたが疲れ切っていると感じるほど妥協しているなら、あなたは自分自身を裏切っていることになります。

あなたは決して間違った道を歩んでいるわけではありません。あなたは自分を傷つけるような選択をしているから苦しいのです。

あなたは賢明でない選択をしていて、直観がそれを知らせようとしているのです。

そして、もし自分の身を守るチャンスがありながら、そうしないことを選んだとき...

それはとても辛い結果を生むでしょう。とても残酷です。

「自分は守られる価値がない」と宣言しているようなものです。そして、自分を傷つけた人たちと同じ行為を自分に対して行っているのです。

 

オプラ:

恩寵はどのように作用するのでしょうか?

 

キャロライン:

たとえばケンカをしている最中に「こんなこと言って大丈夫かな?」という思考が浮かぶことがありますよね。それが恩寵です。恩寵は状況の流れを一気に変えてくれます。

最悪の状態を防いでくれるのです。突然やってきて「大丈夫だよ!」と元気づけて去っていきます。あるときはエネルギーを使って気持ちを落ち着かせてくれます。

恩寵とは、ある瞬間をより良いものに変えてくれる力です。

 

オプラ:

あなたにとって「祈り」とは何ですか?

 

キャロライン:

私にとって祈りとは内なる神秘の目覚めです。祈りは神との対話です。

祈りは嘆願ではありません。

目を閉じ、耳を塞ぎ、理性的な考えや知性に命令されたり混乱させられたりしない世界に入るのです。祈りには五感が介在しません。

ところで、願いが叶うと多くの痛みを伴うことを知っていますか?

もし人々が本当に望みを叶えたとしたら深い悲しみに襲われるでしょう。

祈るときは自分が祈っている内容について注意深くあることをお勧めします。

私たちは自分の人生にエネルギーを注がなければなりません。努力しなければなりません。私たちの中には直感的な声があります。私たちは生まれながらにして直感的です。

そして、その直観が最大の苦しみの源になっています。

 

オプラ:

どうして直観力が最大の苦しみの源になるのですか?

 

キャロライン:

人は自分に正直でないときとても気になるものです。

「あんなことを言うべきではなかった」

「あれは間違っているとわかっているはずだ」

これは良心の声です。あなたの意識の声でもあります。

これは、あなたの直感の声です。

それはあなたが聞きたくない声であり、決して消えることのない声です。

 

自分ができるすべてやりきったら、自分よりも大きな力とエネルギーに身をゆだねてください。全力を尽くし、最善を尽くし、結果に執着しないことが大切です。

 

オプラ:

あなたにとって「神」とは何ですか?

 

キャロライン:

私にとっての神は「法則」です。神秘的な法則です。

それは普遍的であり、一貫性があり、生命の本質です。

私は神を人格化しません。

 

オプラ:

自分はスピリチュアルな存在だといつも感じていますか?

 

キャロライン:

いいえ、でも私は恵まれていました。

私はカトリックの教育を受けて育ちました。

私はカトリック教徒のようには生きていませんが、カトリック教徒のように死にたいと思っています。

 

オプラ:

スピリチュアルリーダーは宇宙の流れの中にいて問題を抱えていない、と思っている人たちがいます。あなたも普通の人と同じように良い日も悪い日もあるのでしょうか?

 

キャロライン:

もちろんあります!

 

オプラ:

まだ何か努力していることはありますか?それとも、ほとんどの時間を恩寵の恵みの中で活動しているのでしょうか?

 

キャロライン:

自分の中心に戻ることは楽にできます。

(※中心に戻るとは多分「今に在る」状態に戻ることを指しているのだと思います)

自分に責任を持ち、もし失敗しても、八つ当たりせず、他人のせいにはしません。

そろそろ自分を大切にしてあげたいと思うようになりました

 

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いかがでしたか?

キャロラインはとても気さくな印象を受けました。

自分に正直でないことから生まれる苦しみは辛いですよね。

誰も無理はしたくないはず。

でも、今の社会で自分に正直に生きていくには勇気が要りますよね。

自分のものでないことにフォーカスし続けると苦しみが続く...

「自分の人生について何の判断もせず、何の期待もせず、明日何が起こるかを知ることを断念して100%今に在ること」

エックハルト・トールと同じことを言ってますよね!

「今に在る」ことをコツコツ実践していこうと思います。

エックハルト・トールの教えについて知りたい方はこちらをどうぞ!