神はいない? by Osho
※Oshoはインドのグル、宗教家、神秘思想家、精神指導者で、東洋・西洋の思想・宗教、現代西洋科学、心理学等を題材に独自の解釈を加え、魅力的で矛盾のある講話を行った人物。(Wikipediaより引用)
人間は無意識に安定を求める生き物ですよね。
安心するためには「自分は理解しているのだ」という確信が必要です。
理解できない物事は受け入れにくい...
そして、私たちの多くはまだ理解していません。
「本や周りの人から得た知識はがらくたにすぎない」
本当かな?自分で考えることが大切という意味なのかもしれませんね。
「私はもっとあなたを混乱させるつもりです」
限界まで追い込まれると自分の中にある常識や思い込みが破壊されて理解することができる可能性はありますよね。
私は「神」と聞くと仏像が頭に浮かびます。
そして無意識に神を人格化してしまう癖があります。
「神という人格は存在しない」
「神が罰することはない」
「神は愛であるならば地獄が存在するはずはない」
「愛はあなたに自由を与える」
「人格とは偽物。もしあなたが人格を持つのであればあなたは演技者である」
確かに「人格」は生まれた後に形成されるものですよね。
「人格」は本当の自分ではないということですね。
「愛は神である。だから愛を理解したならそれで十分。それ以上は何も必要ない」
愛を理解したなら十分と言われても、愛を理解するのは大変な作業だと思います。
愛の定義はたくさんありますよね。まずは自分が何を愛と呼んでいるのか考えてみる必要があると思います。
「神を量から質へ転換する」
神は「数」ではなく「質」で表現することはできるという意味なのでしょうか。
なるほど...言われてみると納得です。